佐藤 宏充 / 指揮
北海道教育大学札幌校音楽科及び東京藝術大学音楽学部指揮科卒業。
指揮法を佐藤功太郎、ハンス=マルティン・シュナイトの両氏に師事。
これまでに様々な団体において「フィガロの結婚」「魔笛」「ドン・ジョヴァンニ」「コシ・ファン・トゥッテ」「アルチーナ」「椿姫」「シモン・ボッカネグラ」「ラ・ボエーム」「外套」「ジャンニ・スキッキ」「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」「カルメン」「ロメオとジュリエット」「天国と地獄」「ヘンゼルとグレーテル」「アマールと三人の王様」「注文の多い料理店」(初演)「北風と太陽」「花さかじいさん」「雪女の恋」(初演)などのオペラ作品 を指揮。
また、日生劇場、あいちトリエンナーレ、神奈川県民ホール、びわ湖ホール、東京室内歌劇場他の音楽スタッフとして多数の公演に携わっている。
東京モーツァルト連との「モーツァルト・ミサ曲全曲演奏会」をはじめ、様々な作曲家の「レクイエム」「スターバト・マーテル」などの宗教音楽も数多く指揮している。
現在、東京藝術大学音楽学部及び大学院オペラ専攻非常勤講師、聖徳大学音楽学部講師、東京音楽大学付属高校講師などを務めている。
■ ソリスト紹介
西本 真子/ ソプラノ
©深谷義宣 / auraY2
静岡市出身。武蔵野音楽大学及び同大学大学院を首席で卒業・修了。
大学在学中より、福井直秋記念奨学金、NTTドコモ奨学金、静岡の名手たち、第17回練馬文化センター新人オーディション最優秀賞、第56回全日本学生音楽コンクール声楽部門大学・一般の部第1位及びグランプリ、都築音楽賞、日本放送協会賞等、数多くの賞を受賞。
2012年フィリピン国立劇場「蝶々夫人」タイトルロールにて国際デビュー、2013年シンガポールエスプラネードシアターでも同オペラに主演。2014年リゾーツワールドマニラにて「ベスト・オブ・オペラ」、2016年中国貴陽市交響楽団演奏会、2017年ウィーン楽友協会「国境なき合唱団10周年記念特別公演」等に招聘されソリストとして出演、各公演にて大成功を収める。
国内ではこれまでに「椿姫」ヴィオレッタ「ラ・ボエーム」ミミ「トゥーランドット」リュー「トスカ」タイトルロール「イル・トロヴァトーレ」レオノーラ「仮面舞踏会」アメーリア「ナブッコ」アビガイッレ「マクベス」マクベス夫人等、数多くのオペラにメインキャストとして出演し、情熱的な歌唱と美しい舞台姿で人気を博す。
2018年藤原歌劇団「ナヴァラの娘」(日本初演)主演にて同歌劇団にデビュー。
また近年では、映画「テルマエロマエU」のソロ、鈴鹿サーキットにて行われた 2019年 第48回サマーエンデュランスBHオークションSMBC鈴鹿10時間耐久レースにて国歌斉唱を務めるなど、益々活躍の場を広げている。
2020年6月、藤原歌劇団・NISSEIOPERA2020公演「フィガロの結婚」に伯爵夫人役で出演予定。藤原歌劇団団員。